2016/11/15
ノンケミカル処方とは?
ノンケミカルという言葉、聞いたことありますか?
言葉だけを見ると、ケミカル(化学的)な成分を一切使用していない化粧品のことをいうのではないか、
と思ってしまいますよね。実際はどうなのでしょうか。
【ノンケミカルとは?】
ノンケミカルとは、全成分内に、化学的な成分を配合していないという意味ではなく、
化学的に合成された紫外線吸収剤を配合していないことを表す言葉です。
つまり、ノンケミカル処方=天然成分のみというわけではありません。
そのためほとんどの場合、ノンケミカルという言葉は、日焼け止めや、
紫外線を防止する効果のある化粧品に使用されています。
紫外線を予防するものには、紫外線吸収剤と、紫外線散乱剤の2種類があります。
紫外線吸収剤:紫外線エネルギーを熱エネルギーなどの害のないエネルギーに変えて、お肌を紫外線から守ります。
紫外線散乱剤:紫外線を肌表面で反射、散乱させて紫外線の影響を防ぎます。
【天然成分のみではないのにどうしてノンケミカルというの?】
紫外線吸収剤ではなく、紫外線散乱剤を使用した日焼け止めのことをノンケミカルと表しますが、その理由は、
紫外線を予防する効果として化学的な性質でお肌を守る紫外線吸収剤に比べて、紫外線散乱剤が物理的に紫外線を防止するためです。
ノンケミカルとは成分が化学的なものを含んでいないのではなく、紫外線からお肌を守る方法が非化学的とういうことです。
【紫外線吸収剤はお肌に悪いの?】
ノンケミカルという言葉だけを聞くと、お肌にやさしい印象があり、あたかも紫外線吸収剤がお肌に悪いもののように捉えられがちです。
しかし実際そのようなことはなく、紫外線からお肌を守るために、正しく活用すべき成分です。
まれに紫外線吸収剤にお肌が反応してしまう方がいますが、
これは紫外線吸収剤に限らず化粧品に使用されるすべての成分において同じことが言えます。
【未来の商品について】
未来のアイムピンチ朝用クリーム・サンプロテクトは、紫外線吸収剤を使用してしますが、カプセルの中に閉じ込めて、
直接お肌に触れないような構造を採用しています。
そのため、紫外線吸収剤に抵抗を感じる方も、安心してお使いいただけます。
スキンケアは、お肌に直接触れるとても大切なものです。だからこそ、本当に自分に合ったものを使いたいですよね。
「肌に優しそうなイメージの商品だから使う」「オーガニックだから使う」などと
自分のイメージでスキンケアを選ぶのではなく、
自分に合っている!と安心できる根拠を見つけて選ぶように心がけてみてくださいね。