NIPPON発酵めぐり「第5弾 岐阜県」

発酵大国日本の発酵食品を掘り下げ、皆様に発酵の魅力をより味わっていただくコーナー!
スタッフ自ら探したお取り寄せできる素敵な商品もご紹介します!
自宅にいながら、目で舌で、全国を旅しましょう!

第5弾 岐阜県

県の約80%が森林に覆われている岐阜県。そんな山の暮らしには、食べ物を長期間保存するため発酵が欠かせません。中でも、家庭ごとの味が出るみそ文化が、岐阜県には根付いています。特に、岐阜県の北部に位置する飛騨地方は、発酵に適した条件下にあります。一つは、澄み切った空気。海抜1,050mの高地にある飛騨地方は、空気がきれいで雑菌の繁殖が少ないため、発酵がしやすいといわれています。また、雪解け水が作る豊富な地下水脈も発酵に必要な天然水を生み出しています。今回はそんな岐阜県の発酵食を調査してみました。

朴葉みそは、枯朴葉の上にみそを乗せ、焼いて食べる飛騨の郷土料理です。朴葉は飛騨地方に多く育つホオノキから取れる葉のことで、香りが高く殺菌作用があります。この葉にみそを乗せて焼くと、みそに朴葉の香りが移り美味しく食べられます。みそとともにネギや椎茸などの具材を入れるのが、本場流。焼いたみそは、同じく飛騨の特産物である飛騨牛やご飯の上に乗せて食べると美味しくいただけます。

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