美容ソムリエの“ススメ”vol.43

日々研究と新しい技術の勉強を重ね、本当に正しい美容の知識をお客様にお届けさせていただくミッションを持っています。

秋冬こそ重要な毛穴ケア!美容成分の浸透を高めるコツ

毛穴の悩みは、夏のものだと思っていませんか?
実は、寒い季節も毛穴ケアが大切なんです!
そこで今回は“秋冬特有の毛穴ケア”についてご紹介します。

毛穴ってなんのためにあるの?

毛穴の悩みは尽きないものですよね…。しかし毛穴は大変重要な働きを持っています。毛穴とは、肌表面から出ている毛の出口を指します。毛穴の奥にある皮脂腺から作り出された皮脂は、毛穴を通って肌表面へ排出されます。毛穴から出た皮脂は汗と混ざり合って皮脂膜を作り、肌表面を覆うことで、うるおいを保つとともに、肌表面を弱酸性にし、雑菌の侵入を防ぎます。
さらに毛穴は、化粧品に含まれる美容成分を浸透させるルートとしての働きもあります。美容成分の多くは細胞同士の間や細胞自身を通って浸透しますが、実は毛穴からも浸透することが確認されています。毛穴は脂溶性成分に加え、角層からは浸透しにくい水溶性成分も浸透させることができます。そのため、美肌を維持するために、毛穴はなくてはならない存在なのです。

秋冬特有の毛穴悩み!

気温が高いと、皮脂が溶けて肌表面に排出されやすいのですが、気温が低くなるこれからの季節は、皮脂が肌表面に排出されにくいため、皮脂膜が作られずにうるおいを保ちにくくなっています。また、湿度の低さから肌が乾燥し、本来はがれるはずの角層がはがれにくくなります。これにより、不要な角層と、溜まった皮脂が混ざって毛穴の中で角栓ができます。それに加え、乾燥でキメが乱れ、肌が弾力を失い、毛穴がすり鉢状に広がってしまいます。このため、秋冬は毛穴の悩みが起こりやすいのです。

寒い季節こそ実践!毛穴ケア!

湯船に入り、たっぷり蒸気を浴び、毛穴を開いた後にやさしく洗顔します。湯船に浸かっている間、蒸しタオルをすると毛穴が開いてより効果的です。さらに入浴後10分間に保湿ケアするのがカギです。湯船からあがって10分経つと、肌の水分量は入浴前と同じかそれ以下になってしまいますので、早急なケアが大切です。寒くなる季節こそ毛穴ケアをしっかり行い、「つるつる」美肌を目指しましょう。

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