アニマルコラム vol.7

ペット保険なるほど!情報①

トリミング、フード、運動、スキンクリームなど、大切なアニマルたちにさまざま愛をかけ、
人とペットの幸せな暮らしが育まれています。その一つであるペット保険について調べてみました。
今後の幸せライフの参考にしていただければ幸いです。

※この記事はあくまでもペット保険の一般的な内容について記載したものです。詳細は各保険会社のホームページなどをご確認ください。

株式会社FPC(エフ・ピー・シー)

2005年に契約者保護の観点で保険業法が改正。新たに少額短期保険業者の枠組みが整備されたことを受けて、2008年に少額短期保険業者登録。同年より少額短期保険業として事業を開始しました。現在では従業員数・約130名の企業に成長。このVISIONとMISSIONとVALUEをもとに行動し、人とペットの幸せな暮らしに貢献しています。

●本社所在地:広島県福山市
●代表取締役:中西 巌

https://www.fpc-pet.co.jp

ペットにはない公的保険 – 飼い主さまが10割負担

日本は国民皆保険で、すべての人が公的保険に加入し、全員が保険料を支払うことでお互いの負担を軽減しています。そのため多くの場合、病院に行くと3割負担で高度な医療が受けられます。しかしペットにはこのような公的制度がありません。と言うことは思わぬ通院や手術などがあると費用は飼い主さまが10割支払うことになります。骨折の場合は30万円ほどかかってしまうことがあるそうで・・・。こんな明細がくると驚きませんか?

動物病院は自由診療 – 病院ごとに治療費が異なる

獣医師さんは、獣医師課程のある大学で6年間学び、獣医師国家試験に合格し、農林水産大臣から獣医師の免許を受けてなれる職種。とても専門性の高い仕事です。しかし医師や歯科医師とことなり、獣医師の治療は独占禁止法により自由診療と定められています。獣医師が集まってみんなで料金を決めることはできません。なので動物病院ごとに治療費に格差が生まれます。同じ病気でも動物病院が異なれば、治療費に差が生じます。また治療の方法や検査、手術の方法や入院日数によって治療費が当然変わります。前もって概算の費用をきいておくことをおすすめします。

ペット保険の歴史は約130年 – 日本ではまだ始まったばかり

スウェーデンで19世紀末に始まったペット保険。最初は馬・家畜が対象だったそうです。犬を対象に保険が発売されたのは現在(2023年)から100年ほど前。二十数年遅れてイギリスでもペット保険が販売され、アメリカでは1980年代に販売されたようです。日本に目を向けると1980年代に共済という形でスタートしました。その後2005年の保険業法改正により、ペット保険は、免許制となる保険会社または登録制となる少額短期保険業者のみが取り扱うこととなりました。

動物愛護の精神の広がりとペット保険のニーズの高まり

イギリスやスウェーデンをはじめに、ヨーロッパで広がった動物愛護の精神。これに基づく法律や運動は日本にも刺激を与え、さまざまな施策がとられるようになります。最初は野良犬や野良猫の発生予防や譲渡などによる処分率の低下促進でした。現在では「人と動物が幸せに暮らす」ことを目的に「動物福祉」にも配慮した「人と動物の共生する社会」づくりへと変化しています。このような中、ペットにも安心して高度な医療を受けさせたい!といったニーズとしてペット保険が注目されています。

ペットの長寿・高齢化により病気・ケガのリスクが上昇

ペットの多くは犬と猫で飼育頭数は約1600万頭。「家族の一員」として大切にされ、飼育環境と医療技術の向上により長寿・高齢化が進行しています。調査(※)によるとペットにかける金額が大きいのは「フード・おやつ」「ケガや病気の治療費」となっています。ペットと幸せな暮らしのためにも病気やケガのリスクを考慮しなければなりません。

※アニコム損害保険株式会社「2022最新版ペットにかける年間支出調査」より

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