年始めに!自分の体と向き合おう

今年も1年を通して元気で過ごせるように、年の始まりに体質チェックをして健やかに暮らすヒントを得ませんか?アーユルヴェーダ式の体質チェック表を用いて、自分の体質を知り、合う食事の取り方から始めてみましょう。

アーユルヴェーダとは

アーユルヴェーダは、世界3大医学の一つで、インド・スリランカで生まれた5000年以上の歴史を持つ世界最古の伝統医学です。サンスクリット語のAyus(生命)、Veda(科学・知識)が由来で、実践的な生活健康法として受け継がれています。西洋医学のように病気症状を取り除くのとは異なり、毎日の生活に取り入れて病気を予防し、長寿や若さ、心と体の健康を保つことを目的とする予防医学です。

Maki 先生

日本成人病予防協会 健康管理士一般
指導員/アーユルヴェーダセラピスト
株式会社KA-TSU
Wellness&Beauty arkakiranah
General Manager

2008年英国アーユルヴェーダカレッジ日本附属校 総合プロコース卒業 アーユルヴェーダセラピストとして活動を始める。2009年健康管理士一般指導員 資格習得/2015年文部科学省後援 健康管理士能力検定1級 取得/2017年arkakiranahアルカキラナ立ち上げ/2021年株式会社KA-TSU Wellness & Beauty arkakiranah General Maneger就任。アーユルヴェーダセラピストとして、セミナー・講演、体質カウンセリング、施術、インド占星術カウンセリング等、幅広い活動を行っている。

そのときどきの、自分の体質エネルギーを知ることから

アーユルヴェーダでは、風(ワータ)、火(ピッタ)、水(カパ)の3つの生命エネルギーのバランスでその人の体質が決まると考えます。⼈は⽣まれ持ってこの3つの体質エネルギーを持ち合わせ、それぞれの特徴が多いか少ないかは、個人によって異なり、より多くの特徴を持った質が、その人の優位体質となります。季節や体調変化、⽣活環境や職場環境、心身の状態、個人の性質などにより3つのバランスが変動すると考えられています。そのため、定期的な診断による‘’いまの自分‘’チェックをすることがおすすめです。

今の自分はどんな体質?

アーユルヴェーダ式 簡易体質チェック表で確認!各項目で今の自分が一番強く感じるところをチェックしてください。

タイプ別“質”を知る!

上の表で一番チェック数の多かった項目が、現在のあなたの主な体質です。それぞれのタイプ質の特徴と、合った食事法を知りましょう。

タイプ別、外出先での食事で考える!

自分の“質”が分かったら、食事から取り入れるのが始めやすいでしょう。そこで、タイプの異なるファミリーがカレーを食べに行くことを例に、それぞれがどのようにセットメニューを選ぶと良いか、参考にしましょう。メインのカレーにプラスするアイテムの選び方がポイントです。

〈全タイプ共通の注意点〉

基本は3つの質のバランスが整っていることが望ましいですが、どれが強く出るかで、その時の体質がわかります。どれか一つ突出してしまうと、その方向に悪くなります。全タイプ共通で、特に朝は冷たいものの摂取NGです。体が冷えることは望ましくないため(暑い時期など熱を持っていて体温を下げる必要がある時以外)、どのタイプも、朝起きたら白湯で体を整えることがおすすめ。また、タイプ関係なく、糖質摂取において白糖はできるだけ避け、黒糖や蜂蜜などを選ぶ方が良いでしょう。

季節、環境や心境で体と心の性質が変わるため、何かあるごとにチェックするのがおすすめです。「今日はどんな私?」と、自分と向き合う時間をルーティン化して、ぜひ簡易体質チェックをしてみてください。日常的にセルフケアでき、体調を整えられるでしょう。一般的に「体に良い」とされる食べ物も、自分の体質に合った調理法や食べるタイミングを取り入れることが大切です。

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