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目次
秋冬こそ重要な毛穴ケア!美容成分の浸透を高めるコツ
毛穴の悩みは、夏のものだと思っていませんか?
実は、寒い季節も毛穴ケアが大切なんです!
そこで今回は“秋冬特有の毛穴ケア”についてご紹介します。
毛穴ってなんのためにあるの?
毛穴の悩みは尽きないものですよね…。しかし毛穴は大変重要な働きを持っています。毛穴とは、肌表面から出ている毛の出口を指します。毛穴の奥にある皮脂腺から作り出された皮脂は、毛穴を通って肌表面へ排出されます。毛穴から出た皮脂は汗と混ざり合って皮脂膜を作り、肌表面を覆うことで、うるおいを保つとともに、肌表面を弱酸性にし、雑菌の侵入を防ぎます。
さらに毛穴は、化粧品に含まれる美容成分を浸透させるルートとしての働きもあります。美容成分の多くは細胞同士の間や細胞自身を通って浸透しますが、実は毛穴からも浸透することが確認されています。毛穴は脂溶性成分に加え、角層からは浸透しにくい水溶性成分も浸透させることができます。そのため、美肌を維持するために、毛穴はなくてはならない存在なのです。
秋冬特有の毛穴悩み!
気温が高いと、皮脂が溶けて肌表面に排出されやすいのですが、気温が低くなるこれからの季節は、皮脂が肌表面に排出されにくいため、皮脂膜が作られずにうるおいを保ちにくくなっています。また、湿度の低さから肌が乾燥し、本来はがれるはずの角層がはがれにくくなります。これにより、不要な角層と、溜まった皮脂が混ざって毛穴の中で角栓ができます。それに加え、乾燥でキメが乱れ、肌が弾力を失い、毛穴がすり鉢状に広がってしまいます。このため、秋冬は毛穴の悩みが起こりやすいのです。
寒い季節こそ実践!毛穴ケア!
湯船に入り、たっぷり蒸気を浴び、毛穴を開いた後にやさしく洗顔します。湯船に浸かっている間、蒸しタオルをすると毛穴が開いてより効果的です。さらに入浴後10分間に保湿ケアするのがカギです。湯船からあがって10分経つと、肌の水分量は入浴前と同じかそれ以下になってしまいますので、早急なケアが大切です。寒くなる季節こそ毛穴ケアをしっかり行い、「つるつる」美肌を目指しましょう。