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冬こそ徹底すべし!スキンケアの“基本”
毎日スキンケアを続ける中で、より効果を出すのに重要なのが“基本の使い方”です。
スキンケアには、化粧水、美容液、乳液、クリーム…と数多くありますが、「正しく使えているか、と聞かれると自信がない…」という方もいるかもしれません。
今回は、より美しい肌を保つために必要な、それぞれのスキンケアアイテムの役割と、アイテムごとの正しい使い方をご紹介します。
美肌へ導く秘訣は、”モイスチャーバランス” にあり!
私たちの肌の一番上には角層があり、水分や、肌が作り出す天然の保湿剤であるNMF(天然保湿因子)やアミノ酸などを保つ働きを持っています。これは、角層内の細胞間脂質が細胞同士をしっかりと接着し、水分や保湿成分を逃げないようにしているためです。さらに皮脂腺から分泌される皮脂が膜となり、角層の上を覆うことで水分が逃げるのを防いでいます。
美しい肌を保つためには、角層にある「水分」「NMF」「皮脂」のバランスを整えることが重要です。しかし、紫外線や寒さの影響で、水分や皮脂、NMFが少なくなり、バランスが乱れてしまうことがあります。その結果、角層から水分が逃げてしまい、外部から細菌が侵入しやすくなり、肌のツヤや滑らかさを失ってしまいます。
モイスチャーバランスを良好に保つためには、肌にもともとある「水分」「皮脂」「NMF」に代わる物質をスキンケア品によって補う必要があります。肌の「水分・脂質・NMF」は、スキンケア品では「水分・油分・保湿成分」に当たります。化粧水、美容液、クリームを正しい順番で使うことで、3つの要素を補って、モイスチャーバランスを良好に保つことができます。
今さら聞きづらい!基本スキンケアの効果
次に各スキンケアの効果や使い方をレクチャー!
化粧水
化粧水は大部分が保湿成分でできているので、肌にうるおいを補給してくれます。そして肌をやわらかくし、次のスキンケアアイテムを浸透しやすくします。
美容液
美容液には、肌悩みを解決する美容成分がギュッと詰まっています。気になる肌の悩みに応じたアイテムを選ぶことで悩みにピンポイントでアプローチすることができます。
クリーム
肌から水分が逃げてしまうのを防ぎます。乳液とクリームは役割がほぼ同じですが、クリームの方が油性の保湿成分が多く含まれているため、ご自身の肌と相談して使い分けましょう。