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雨の日の不調肌メンテナンス
雨が降るとなんだか憂鬱な気分になりますよね。そんなとき、肌の調子も崩れがちです。しかし、原因を知り、対策することで、肌の調子はグッとよくなります。
雨の日の不調を感じたときこそ、肌と向き合ってゆっくりお手入れしてみませんか?
どうして雨の日は肌の不調が起こりやすいの?
肌がベタつく、ざらつく、なんだかくすんで見える…。特に雨の日はジトジトするため、除湿も兼ねてエアコンを入れる方も多いのではないでしょうか?実はエアコンによって室内は乾燥し、肌の水分は奪われていきます。そのため、肌表面はベタベタ、中はカラカラというインナードライの状態に。また雨の日は気温が下がるので、肌が冷えて血行不良になり、肌の新陳代謝(ターンオーバー)は乱れます。すると、垢となって排出されるはずの古い角質が肌表面に溜まり肌がざらついたり、メラニンの排出の滞りにより、くすみやシミを引き起こします。
あなどれない雨の日の紫外線
実は、4月頃から紫外線が急激に強くなり始め、5月・6月は、強さが真夏並みに。夏が終わると量は減るものの、紫外線は1年中降り注いでいます。また、紫外線を浴びると肌の炎症やメラニンの過剰生成によるシミ・そばかすを引き起こすだけでなく、肌内部のコラーゲンがダメージを受け、肌のハリが失われてしまうリスクもあります。
曇りや雨の日にも紫外線ケアは行っていますか?油断は大敵。実は、曇りの日や雨の日でも、晴れの日の60%、30%もの紫外線が降り注いでいます。ケアを怠ると、雲や雨粒をすり抜けた紫外線により肌ダメージを受けて、くすみや乾燥などを引き起こしてしまいます。加えて、乾燥した肌はバリア機能が低下し、紫外線ダメージへの制御力も弱くなってしまいます。そこへさらに、紫外線を浴びることで肌がダメージを受け…と負のスパイラルに陥ってしまうのです。
雨の日の美肌メンテナンス法
紫外線対策
紫外線は肌に大きなダメージを与えるので、直接浴びないようにする工夫が大切です。外出時だけでなく、室内でも日焼け止めをしっかり塗って紫外線対策をしましょう。また、毎日丁寧に保湿することで肌のすみずみまでうるおいが満ちてバリア機能がしっかり働き、紫外線のダメージを受けにくくなります。
やさしい洗顔
ダメージ肌は皮脂をやさしく落とす必要があります。洗顔料をしっかりと泡立ててから肌に乗せて、ぬるま湯でやさしく洗い流しましょう。このとき、指の腹で円を描くようなイメージで汚れを落とします。30秒ほど洗浄したら、ぬるま湯ですすぎましょう。
十分な保湿
化粧水の後に美容液や乳液、クリームなど、うるおいをキープするものを使うことで、油分がフタとなって水分の蒸発を防ぎ、うるおいが保たれやすくなります。最近はマスクで肌表面を覆われているため、うるおっていると誤解されがちですが、マスクを着脱した際の温度変化で水分が蒸発することに加え、肌とマスクの摩擦によりバリア機能が低下し、乾燥しやすい肌になっています。毎日の保湿ケアは丁寧に行いましょう。
整えてうるおす「美肌メンテナンス」
季節の変わり目とともに、肌の不調も起こりやすいもの。肌がダメージを受けると、くすみやざらつきに加え、お肌の生まれかわり周期も乱れるため、スキンケアの効果を感じづらいことも。
そんな今こそ、肌の土台をしっかりと整え、たっぷり保湿でお肌のメンテナンスを行いましょう!