美容ソムリエの“ススメ”vol.56

冬こそ!荒れに負けない美しい手肌に

顔や身体は念入りにお手入れをしていても、手指のケアはあまりできていない…という方も多い
のではないでしょうか?手は皮脂の分泌が少なく、特に心臓から遠い指先は、寒いと血流が悪くなり
新陳代謝が低下しがちです。また、手は衣服から出ている分、紫外線や乾燥などの影響を受けやすいパーツです。寒い季節こそしっかり手肌のケアをしましょう。

チェック!「手の老け見え習慣」、やっていませんか?

なかなかタンパク質を摂取できていない

肌や爪の材料となるのはタンパク質。日ごろから肉・魚・大豆などしっかり摂ると◎。

水仕事が多いものの、ゴム手袋をつけずにやっている

台所用洗剤が乾燥と手荒れを促進してしまうので、素手で行わずゴム手袋着用がおすすめ。

手まで日焼け止めをこまめに塗り直さない

紫外線による肌ダメージは、シミ・そばかすだけでなく、乾燥、くすみの原因にも繋がるので、こまめに塗り直しましょう。

ハンドクリームをまめに塗らない

手が乾燥しやすい人は洗った後は塗る習慣をつけましょう。

“手の老け見え” 症状とは?

カサつき・乾燥

冬は湿度が下がるのに伴い、肌から逃げる水分量がグンと増え、肌は乾燥します。するとバリア機能は低下し、ほこりや紫外線、冷たい風のダメージを受けやすくなります。すると肌の乾燥はますます進み、乾燥の悪循環に陥ってしまうのです。この時期は特に保湿ケアが大切ですので、ハンドクリームやオイルを使ってこまめにお手入れをしましょう。また、乾燥は血流の悪さも関係します。手は身体の末端にあるため、血液が巡らないと水分も栄養も行き届きづらくなります。マッサージや運動で血流を促してあげましょう

血管浮き

血管浮きは年齢を重ねるにつれ、血管の弾力がなくなって血管が膨らむことで起こります。それと同時に、女性ホルモンの減少で肌がコラーゲンを作る力が少なくなり肌の弾力がなくなるので、血管が浮き出て見えてしまうのです。ホルモンケアをしつつ、コラーゲンペプチドなどのサプリで栄養を補い、ふっくらした手の甲を目指しましょう。

手の甲のシミ

顔と同様に手も、紫外線対策をしていないと徐々にシミができてしまいます。コロナ禍で避けられない手洗いやアルコール消毒の後も、ハンドクリームを塗り保湿してから日焼け止めを忘れずに

手のくすみ

肌は絶えず生まれ変わり(ターンオーバー)を行っています。このターンオーバーが正常に行われていないと、くすみが起こります。うるおいを与えること、マッサージなどで血流を促し新陳代謝を上げることが大切です。さらに、古い角質をやさしく落とすことでトーンアップが期待できます。

血流アップ!ハンドマッサージ

おすすめ!美容液を使った簡単ハンドスパ

より美しい手肌を保つために、ハンドスパがおすすめ!美容液を丁寧に手と指先になじませます。特に乾燥がひどい指先にはラップなどをして、5分くらいおきましょう。ラップを取って美容液をよくなじませて終了です。

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