美容ソムリエの“ススメ” FINAL

最後におさらい!デイリー“乾燥”対策

これまでお伝えして来たあらゆる情報の中で、特に反響があったのが「肌の乾燥」について。
最終回は、今まで掲載した記事から、覚えておきたい乾燥対策をピックアップし、“おさらい”としてご紹介します。ぜひ参考にしてください!

厳しい乾燥時のケア

普段のスキンケアに更にうるおいを与えて、しっかり蓋をしよう

乾燥が厳しい…と感じる時は、うるおいをプラスする意味でのスペシャルケアを追加しましょう。シートマスクやスチーマーは肌にうるおいを与えますが、いずれも油分で蓋をしてあげないとうるおいが逃げて行ってしまいます。スキンケアの最後に乳液、クリーム、オイルなど油分のあるスキンケア品を塗って仕上げましょう。また、入浴後は肌の水分量がどんどん減っていくので、なるべく早くスキンケアをしましょう。水気をやさしく吸い取るように拭き取ったら、すぐに化粧水を塗布して保湿を。

気をつけたいマスク乾燥

マスク乾燥に負けない肌へ!改めて正しいスキンケア法を見直そう

マスクを長時間着用することにより、マスク内の肌はふやけてしまいます。ふやけるとは〝角質層が水分を過剰に含んでしまう〟状態で、マスクを取った際には角質層から水分が蒸発しやすくなります。

これによりバリア機能が低下し、より乾燥しやすい状態に。マスク乾燥に負けない肌を目指すには、肌の保湿力を取り戻すことが大切です。そのためには「皮脂を落としすぎないこと」「うるおいを補給すること」「こまめな保湿」が重要。

しっかり保湿するため、洗顔後は時間をあけずにその後のケアを。塗布するものは、一度手のひらで広げてから、摩擦をかけないようやさしく手で肌を包み込んで塗ることが大切な共通点です。

肌を丁寧に扱い、きちんと保湿してあげることで乾燥に負けない肌を目指せます。

紫外線による乾燥に注意!

紫外線は肌を乾燥させる

紫外線を浴びると、肌内部に紫外線が入り込むことで細胞が傷つきます。すると、傷つけられた細胞をできるだけ早く身体の外に排出しようとして、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が促進されます。しかし、肌ダメージを修復しようと急いだ結果、保湿成分である細胞間脂質等が充分に作られていない状態になり、乾燥しやすくなります。

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