本当の意味での健康とは、楽しく探求するものだと考え、皆様に「やってみたい」と思っていただけるような最新の健康情報をお届けするコーナーです。
目次
第3回 遅延型アレルギー
前回のおさらい…
前回は「遅延型アレルギー」について取り上げ、実際に検査を受けた結果までお伝えしました!
30秒でわかる、遅延型アレルギー!
即時型アレルギーが原因食物を摂取後すぐに反応するのに対し、遅延型アレルギーは原因食物を摂取してから反応するまでに時間がかかるため原因に気づきにくいアレルギーです。また、その症例は様々で、にきびや肌荒れなどの皮膚疾患から関節炎や偏頭痛、肩こり、うつ病などのメンタル系まで多岐にわたっており、アレルギー反応と認識するのが困難です。
遅延型アレルギーは「アレルギーが起こるメカニズム」でご紹介した「IgE抗体」ではなく、「IgG抗体」が関係していると言われているため、不調を感じて病院で保険適応のアレルギー検査をしても陰性で原因が分からない場合が多々あります。そこで、遅延型アレルギー検査をすると即時型で反応しなかった食品で高い反応が出る場合があります。
遅延型アレルギー検査の流れ
❶ 採血
問診後、少量の血液を採取。
❷ 調査機関で調査開始
アメリカでの検査になるため、2~3週間を要します。
❸ 検査結果の報告と食事指導
高反応な食品が見つかったら該当の食品を2週間ほど食べないようにして、
体調の変化をモニターしていきます。
検査費目安
20,000円~30,000円程度
体験レポート
ここから検証!
STEP1 普段食べているものは?
STEP2 その中から高い反応の出た食品をまずは「1種類」置き換えてみる
STEP3 置き換え前と後での体調の変化をチェック!
結論!
遅延型アレルギーで反応の出た食物の置き換えでは、大きな体調の変化は感じられなかったものの、長く続けていくことで「体調のいい日が多い」「気分のムラが少なくなった」「肌の調子がいいかも」と小さな変化が積み重なり、心身の健康を底上げしてくれることが分かりました!無理なく、楽しく続けていける置き換えを心掛けたいですね!