ひとことコラム【vol.104】

商品をお届けするだけではなく、
お客様の心を明るくしたい。心が健やかな状態にあることも美容にはとても大切だと思うのです。

何にも勝る才能

さて、2021年2月号にて。
当時の私はこのような目標を、本誌アイラブミーの末尾で立派に語っておりました。

「私はなりたい自分のために、次の4つを2021年の大切なテーマにしました。
1つ目.毎日25分歩くこと
2つ目.週3回以上、夜ごはんは自炊にすること。

最初からハードルうぃ上げすぎず、覚えておけるだけの数に絞るのがポイントです。」

おっと…。

2つ目は無事、おおむね達成中ですが、
1つ目に関しては、もはや「こんな事書いたっけ」というレベルです…。
“覚えておけるだけ”と言っておきながら無念です。汗

今から遡ることたった5ヶ月前の事ですので、つくづく、
人は忘れる生き物なのだなぁと実感しています。

ドイツの心理学者、エビングハウスの”忘却曲線”も有名ですよね。
人は何かを学んだとき、1時間後には56%を忘れ、2日後には72%忘れるというものです。

誰に強制されたわけでもなく、自ら「達成したい!」と決めたはずのものをすっかり忘れるとは、
自分が面白いです…!

大人になるときっと多くの方が感じることのように思います。
“続けることが何にも勝る才能だ、と。”

では、続けられるのってナゼでしょうか?

性格が根気強いだとか、続けやすい環境だとか、色々要因はあると思います。
ですがきっと一番の強い要因は「楽しめていること」だったり、
「充実感」だったりするのではないかと思うのです。

休みをすべて少年野球につぎ込む甥っ子が、
雨が降ると「野球ができない…」と肩を落とす姿を見ながら、
実家に帰るたびにピッチングもバッティングも上手になっていく姿を見て、そう思うのです。

気づいたらハマってたもの、
あっという間に時間が過ぎるほど夢中になったもの、
案外それを深く深く追い続けてみるという手も何か人生を豊かにしてくれるのではないでしょうか。

どうでしょうか?

皆様の“続けていること”“夢中の見つけ方”ぜひ教えてください。

約2年前の夏に訪れた北海道の洞爺湖です。早朝からカヌーに乗り、湖畔でいただく紅茶は心に沁みました。「何も考えない時間」って大切だな、と改めて感じた時間でもありました。また訪れる事が出来る日を心待ちにしています。

#11 編集長 山崎

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

ツールバーへスキップ