ひとことコラム【vol.110】

商品をお届けするだけではなく、
お客様の心を明るくしたい。心が健やかな状態にあることも美容にはとても大切だと思うのです。

価値と対価

「責任」と「対価」。

仕事をする中で、経営者から言われたり、研修で教えられたり・・・という事も多いキーワードかと思います。

この数ヶ月で私自身考え直すことが多く、今回のひとことコラムのテーマに選びました。

まずはじめに、個人的に「責任」という言葉は好きではないのでかわりに「価値」という言葉にさせてください。

よくこの論争は色々な企業内で起こっていると思います。

従業員側だと「給料が安い、成果に見合っていない」。経営者の立場からすると「給料に見合う働きをもっとしてほしい」。

「成果に見合っていない」と考える人ははたして、自分の出した成果が一時的にではなく半年間・1年間の単位で、商品やサービスの原価はもちろん人件費や固定費などなども考えていましたか?もしそうでなければ、不十分だと思います。

対して「給料に見合う働き」とは、どんな基準でしょうか?不明確な場合は、経営者や上級職が価値を出せていないのだと思います。

もちろん「自社で働いてくれている従業員が何よりの財産で、従業員の豊かな生活のために給料を保証する」ことは、会社が従業員に提供しなければならない価値だと思っています。

ここでは実際の給料が、という話は置いておき、「考え方・姿勢」にフォーカスしています。

これはあくまでも私の経験談なのですが、組織が大きくなるほど、仕事での価値(責任)は薄くなったり、一部の人に集中します。組織が小さいほど、1人1人の事業そのものへの価値(責任)やプレッシャーは等しくかかりやすくなります。

プレッシャーが過度な環境は望ましくないので、組織拡大していくことはメリットも多いものです。

しかしながら、企業の活動は事実「商売」であり、商売とは”かけた費用をどれだけの価値にできるのか”ということを忘れずにいたいです。そしてその本質は何よりも「お客さまにどれだけ貢献でき喜んでいただけるか」ということも無くしてはいけない根本です。

「言うは易し」で語っていますが、私自身、考え新たにという反省の気持ちも込めて書かせていただきました。 「価値と対価が見合っている」と一方だけではなく両者で思えるとき、誰よりも自分自身が自分の価値を信じられるのではないでしょうか。

子供の頃から毎年楽しみにしているのが、「お正月」。
私は、クリスマスよりお正月派でした!”自分で作ればたくさん食べられる!”の一心で、毎年お寿司を作り、食べることを楽しみにしています♪

#17 スタッフ 新原

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