商品をお届けするだけではなく、
お客様の心を明るくしたい。心が健やかな状態にあることも美容にはとても大切だと思うのです。
強みと弱み
偉大な商品開発の先生に、昔教えてもらったこと。
「弱みを改善するより、強みを伸ばすことのほうがずっと大切」
もう少し補足すると、”弱みを改善するのにはより長い時間と努力が必要”ということを教えてくださいました。
そのときからずっと、私の心のどこかにある言葉です。
また、とある有名人の方は、”集中力がなく落ち着きがない”という自分の弱みを”多動力”という強みへと変換しました。
弱みは、視点を変えれば強みにもなると学んだ考え方でした。
日々のなかで誰しもが、規模や場面に違いはあれど、人とのコミュニケーションが必要になるかと思います。
自分より優れた人。
自分より劣っている人。
きっと、どこか一部の視点からの比較で出てくる言葉。
その視点を変えると、「尊敬できるな」「凄いな」「この人、ここは強みだな」という点が、誰にでも必ずあると思っています。
合っている合っていないは置いておいて、自分自身の”強み”を答えられる人はどのぐらいいるでしょうか?
物質的なことではなく、”自分を大切に思えていて、自分に価値を感じられている”ことは、
前回号で書かせていただいた、「幸せを感じる力」にも繋がると思います。
先日、南アフリカのアパルトヘイト抵抗運動活動家として活動されたスティーブ・ビコという方の活動を知りました。
彼は”黒人たちの自身の中にある劣等感や考えを変え、誇りをと尊厳をもつこと”を伝え続けていたそうです。
人種差別をなくすことができたら、取り巻く環境が改善され、きっと状況が違ってくるでしょう。
しかしながら、自分自身の心の中に”劣等感”が残り続けて、誇りも尊厳ももてないままであれば、やっぱりそれは人種差別から解放されないままだと思うのです。
だからこそ、人の弱みではなく、強みを見つけてあげられる人でいたいなと思います。
弱みを理解して、強みに変換させてあげられる人でありたいなと思います。
人にも、そして自分にも。
そんな風に考える人が増えたら、本当の意味で、補い合って、強みを活かしあって伴走していける。
多様性の時代がうまく機能するのではないかなと感じます。
みなさまの”強み”は何ですか?
周囲の方の”強み”はどういったところですか?
ぜひ、色々とお話お聞きしたいなと思っています。
年末に佐賀県の実家に帰省し、姉夫婦の裏山でしいたけ狩りをしました。
趣味で原木しいたけ栽培を始めて3年。これまでで一番上手く育ったとのことです。私も3歳の娘も、初めてのしいたけ狩りに大興奮でした!またやりたい!とトキメキます。
#20 スタッフ 高桒