MIRAI 駆け込みクリニック vol.11

腸活で不調撃退!

季節の変わり目から、外気温と内気温(室温)の温度差により自律神経が乱れることで「眠れない」「疲れやすい」「むくみ」「イライラ」「下痢や便秘」などの、夏バテ症状がみられます。薄着での行動が増える夏を楽しく健やかに過ごすためにも、腸活がおすすめです。

前田ひづる 先生

株式会社Bright8副会長
美容師資格
Feminityarchアカデミー講師責任者
フェムテックマイスター認定資格
エルズグランドアカデミー講師

“フェムテックの架け橋に”をテーマにFeminityarchブライトを日本全国に広め、フェムテックを知り、悩める女性を減らすためフェムテック普及活動中。

自律神経の乱れは腸の乱れ!?

自律神経は、呼吸器官や消化器官などの内臓器官や血管を調整する神経です。自律神経には「交感神経」「副交感神経」とあり、行動する昼間は「交感神経」、就寝する夜は「副交感神経」が活発になるリズムで働いているといわれます。

自律神経が整っている場合はこの切り替えがスムーズですが、自律神経のバランスが乱れるとコントロールがうまくいかなくなり、様々な不調を感じるように。

下痢や便秘が続いたり、気分が落ち込んだりするのは、この自律神経の乱れが原因の一つと考えられています。

腸は食べ物を消化し栄養を吸収する器官で、その後に便を作り体外へ排出する働きも担います。そのため、腸内環境が乱れると必要な栄養素が吸収できずに、脂肪燃焼に必要な栄養素が不足して代謝が悪くなり、むくみや肥満、肌荒れなど不調が出てくることも。

また、腸が正常に動いているときは、腸が収縮するぜんどう運動で排泄を促しますが、この運動がスムーズにできなくなると便秘や下痢になります。腸は「第二の脳」とも言われ、脳に次いで多くの神経細胞が集まる器官であり、その働きは自律神経に大きく左右されます。

自律神経バランスが乱れると、ぜんどう運動のバランスも乱れて腸の働きが低下し、腸の不調に。お腹の不調に対する不安や腹部の不快感がストレスで交感神経が高まり、自律神経のバランスが乱れてしまうこともあるので、便秘や下痢を改善してストレスをなくすことも、自律神経を整える方法の一つです。

腸活をして、まず腸をベストコンディションに整えていくことが大切なのです。

腸内環境を整えるポイントは乳酸菌!

「腸活」とは、腸の環境を整えて、腸が本来持つ機能をより活性化させること。腸の環境を整える上で重要なのが「乳酸菌」です。乳酸菌は、ヒトの身体にとって良い善玉菌で、腸内環境を整えます。

腸内には、多種多様の細菌が生息しており、その数は約1,000種以上で100兆個!様々な細菌がバランスをとりながら腸内環境を良い状態にしています。顕微鏡で腸の中を覗くと花畑([英] flora)のようにみえることから、「腸内フローラ」と呼ばれます。

腸内フローラを整え健康を促進・維持するには、乳酸菌を摂取できる食材を取り入れる心がけが望ましいです。

また、善玉菌の増殖を助けたり、悪玉菌の増殖を抑える役割もあるビタミンB2やビタミンB6などと同時に摂るのもおすすめです。

そして、バランスのとれた食事を摂ることはもちろん、睡眠をしっかりとるなど、できるだけ規則正しい生活を心がけることが大切。

ストレスから来ると思われる体調不良や、なんとなく続くだるさの改善に、腸内環境を整えることを試してみてはいかがでしょう。

取材に協力していただいたサロンはこちら!

810 Hatten Beauty Park bymanomano

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田中由美子

810 Hatten Beauty Park bymanomanoエリアマネージャー
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