名古屋3大麺

味噌煮込うどん

名古屋の豆味噌(赤味噌)文化

東海地方の食と言えば、味つけが濃いイメージがありますが、それは豆味噌の影響かもしれません。じっくり熟成させることで褐色化し、濃厚なうま味を持つようになる豆味噌。そのみそ汁を毎日飲んでいれば強いうま味を求めるように…。味噌カツ、味噌おでん、味噌とんちゃん(豚のホルモン焼き)など、東海地方ではいろんな料理に豆味噌をプラスし、うま味を加えています。その代表料理が味噌煮込みうどんです。

山本屋総本家 本家(やまもとやそうほんけ ほんけ)

大正14年(1925年)に創業した山本屋総本家は名古屋を代表する味噌煮込みうどんの名店。研究と改良を重ねて今に続く味噌煮込みうどんは、煮込 

んでも歯ごたえのある堅い麺が特長です。味は他にない美味しさで、八丁味噌(豆味噌)と地元の白味噌を煮込んで元みそを作っているそうです。5店舗ありますので詳しくはホームページをご覧ください。オンラインショップよりお取り寄せもできますので、ぜひご自宅でご堪能ください。

山本屋総本家 本家

愛知県名古屋市中区栄3-12-19
TEL:052-322-0521
●ホームページ:yamamotoya.co.jp
●オンラインショップ:yamamotoya.co.jp/shop/

台湾ラーメン

濃い味は強い刺激へ

四川料理、カレーなど昔から辛い料理は全国にありました。カラムーチョ、キムチ、エスニック料理、ハバネロなど、激辛ブームはもう30年以上も続いています。そのような中、激辛ブームに先駆けて名古屋で誕生していたのが台湾ラーメンです。濃いうま味たっぷりの味が好きだった名古屋の人々にとって、刺激のある強い味は受け入れやすかったのかもしれません。

中国台湾料理 味仙 今池本店(みせん いまいけほんてん)

台湾ラーメンの発祥のお店がこちらです。台湾出身の創業者が台湾の担仔(タンツー)麺を辛口にアレンジしたのが始まりだそうです。ぜひ来店してご賞味ください。創業者の5人の兄弟姉妹が独立し「味仙」の名をそれぞれ受け継いでいますので、ホームページなどでお調べください。

中国台湾料理 味仙 今池本店

名古屋市千種区今池1-12-10
TEL:052-733-7670
●ホームページ:http://www.misen.ne.jp
●通信販売:ホームページに注文フォームがあります

あんかけスパ

濃い味はとろみへ

名古屋という風土のせいでしょうか、開発者も濃い味が好きだったそうです。ミートソースやデミグラスソースを改良し、たどりついたのがスパイシーなあんかけスパゲティ。濃い味は辛くてうまい「とろみ」へと進化したのではないでしょうか。「とろみ」は食材にうま味をまとわせる物。濃い味をずっと感じるには最適な調理法です。

そ~れ あんかけスパ総本店

あんかけスパ発祥のお店として有名な本店。もっちりとした太い麺にウインナー、玉ねぎ、ピーマンの具材をみると、ナポリタンへと進化しないのが名古屋らしさを感じます。ベースになるあんかけスパに野菜やエビフライなどをトッピングしていただきます。ネットショップもありますので、ぜひお取り寄せください。

そ~れ あんかけスパ総本店

名古屋市中区栄4-9-10愛信プラザビル103
TEL:052-265-3990
●ホームページ:http://so-le.co.jp
●ネットショップ:http://so-le.co.jp/netshop/

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