NIPPON発酵めぐり「第3弾 滋賀県」

発酵大国日本の発酵食品を掘り下げ、皆様に発酵の魅力をより味わっていただくコーナー!
スタッフ自ら探したお取り寄せできる素敵な商品もご紹介します!
自宅にいながら、目で舌で、全国を旅しましょう!

第3弾 滋賀県

日本一大きな湖・琵琶湖を有する滋賀県。豊かなお水に湖魚、近江米、野菜など、湖から生まれた独自の発酵文化が、滋賀県にはあります。また滋賀県には「鯖街道」という、京都が都であったころに、福井県から京都まで魚を運ぶのに使われた街道が残っています。当時は、魚を腐らせずに運ぶために発酵が使われており、それが滋賀県に発酵文化を根付かせる一因となったとも。その独自の発酵文化は、県民の健康にも影響を与えるほど。実は、滋賀県は全国トップレベルの長寿県なのです。今回はそんな滋賀県の発酵食を調査してみました。

鮒寿し(ふなずし)は、滋賀県の伝統的な郷土料理のひとつ。琵琶湖で獲れるニゴロブナを塩漬けにし、さらに炊いたご飯を使用して自然発酵させる発酵食品です。塩漬けに2~3ヵ月、ご飯を使用した乳酸菌発酵に2年かけるのが、本場流。乳酸菌発酵によって、深い酸味と旨味が生まれます。食べるときは、薄くスライスして、そのまま一品として。日本酒や赤ワインなど、お酒のお供にぴったりです。地元でよく食べられているのが、お茶漬け。スライスした鮒寿しを温かいご飯に乗せていただきます。酸味のある鮒寿しのお茶漬けは、暑い夏の時期にもサラッと食べられるのでおすすめです。

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