NIPPON発酵めぐり「第6弾 茨城県」

発酵大国日本の発酵食品を掘り下げ、皆様に発酵の魅力をより味わっていただくコーナー!
スタッフ自ら探したお取り寄せできる素敵な商品もご紹介します!
自宅にいながら、目で舌で、全国を旅しましょう!

第6弾 茨城県

発酵食品の代表格、納豆。納豆が盛んに作られている地域、それが茨城県です。茨城県には、八溝山系の湧水群が豊かな水をもたらしており、古来から納豆や味噌、日本酒などの発酵食品が盛んに作られています。中でも納豆は、家庭でも作られるほど、茨城県の伝統的な食品です。茨城県で納豆が盛んに作られるようになった背景には、昔、那珂川という川が氾濫しやすかったことが関係しています。当時は、適切な設備もなく、氾濫が起きる前に大豆を収穫しなければなりませんでした。そのため、まだ粒が小さい状態で大豆を収穫していました(早生大豆)。そんな早生大豆を美味しく、少しでも長く食べられるようにと、納豆が作られるようになったのです。今回はそんな茨城県の発酵食品、納豆をご紹介します。

茨城県を代表する食品、「水戸納豆」。茨城県で多く採れる早生大豆を使用しているため、小粒で強い粘りがあるのが特徴です。また、伝統的な藁に入れられたままの藁納豆も販売されており、藁の香りも楽しめます。

茨城県では、納豆をなるべく長く日持ちさせるため、いろいろな工夫がされてきました。そこで生まれたのが、刻んだ切干大根を入れて、醤油やみりんで煮詰めて作られる「そぼろ納豆」です。通常の納豆よりも味がしっかりしているため、お酒のおつまみにも合うのだそう。お茶漬けにしても美味しくいただけます。

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