NIPPON発酵めぐり「第14弾 石川県」

アイムピンチ美容液の特徴である「発酵」を使った発酵食品を掘り下げ、皆様に発酵の魅力をより味わっていただくコーナー!
お客様から教えていただいた、お取り寄せできる素敵な商品もご紹介します!
自宅にいながら、目で舌で、全国を旅しましょう!

第14弾 石川県

美しい景色にグルメ…北陸新幹線開通後は特に、旅先としても人気の石川県。霊峰白山より端を発した手取川扇状地と、日本海へ突出した能登半島など自然環境に恵まれていることもあり、海産品から野菜まであらゆる食材が豊富に育ちます。そして多種多様な発酵食品も作られてきた歴史があります。中でも、その製造法の大変さからも日本国内では数少ない地域でのみ作られているとされ、かつて殿様が愛したともいわれる、石川県の郷土料理「ふぐの子糠漬」をピックアップしてご紹介します。

「ふぐの子」は、猛毒があるためそのままでは食すことのできないふぐの卵巣を、約2年にわたって糠漬にすることで毒素を抜いてできる珍味です。日本海側で獲れた産卵期のごまふぐの卵巣を塩漬したあと、丁寧に日々観察しながら杉樽で糠漬にしていきます。ふぐの卵巣は食品衛生法により基本的に食用禁止ですが、江戸時代から続く加賀の伝統産業であること、一度も事故がないことから、「ふぐの子」は石川県、限られた業者にのみ、造ることが認められた貴重品です。塩味の強さと濃厚な味が特徴で、ご飯のお供や酒の肴はもちろん、強い塩気により様々なアレンジ料理にも使えます。ふぐは『福』を贈るともいわれ、祝い品にもおすすめされています。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

ツールバーへスキップ