NIPPON発酵めぐり「第18弾 和歌山県」

アイムピンチ美容液の特徴である「発酵」を使った発酵食品を掘り下げ、皆様に発酵の魅力をより味わっていただくコーナー!
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第18弾 和歌山県

関西地方に南北に伸びる和歌山県は、海、山、川と自然に恵まれ、高野山や熊野古道といった有名な世界遺産をはじめとする歴史的観光スポットも有します。日本最大の半島である紀伊半島の南西側に位置し、和歌山県はこの紀伊半島の由来ともなった「紀伊国」の大半にあたります。和歌山という名は「万葉集」に詠まれるほど風光明媚な「和歌の浦」から、豊臣秀吉の命名によってつけられたと言われています。紀伊半島沖を流れる黒潮の影響を受けるため年間を通して温暖で、みかんや梅の栽培が盛んで、どちらも生産量は日本一とされています。

鎌倉時代、後の禅宗法燈派の本山、鷲峰山興国寺の開祖・法燈国師が、中国の径山寺(きんざんじ)より「金山寺味噌(径山寺味噌)」を紀州に持ち帰ったと伝えられました。以来、温暖な気候と豊かな水源に恵まれた和歌山は、味噌造りの名産地としても知られるように。金山寺味噌は、寺で冬に野菜を食べる為の保存食として生まれました。そのため夏野菜の白瓜・茄子・シソ、生姜等が入っている、副菜や酒の肴としてそのまま食べられる味噌です。米・麦・大豆を混ぜあわせ蒸し、さらに麹菌を混ぜ、寝かせます。その後、塩・砂糖などと混ぜた中へ野菜を入れて混ぜあわせます。桶に詰め込み重石をして、約半年間熟成させると出来上がり。国産原料100%で、昔ながらの醸造方法と熟練の技で丹精込めた手造りの味は、今も昔も多くの人の健康を支えています。

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