NIPPON発酵めぐり「第21弾 鳥取県」

アイムピンチ美容液の特徴である「発酵」を使った発酵食品を掘り下げ、皆様に発酵の魅力をより味わっていただくコーナー!
お客様から教えていただいた、お取り寄せできる素敵な商品もご紹介します!
自宅にいながら、目で舌で、全国を旅しましょう!

第21弾 鳥取県

日本海側にあり、山陰地方の東側を占める鳥取県。県内ほぼ全域が日本海側気候で且つ、全域が豪雪地帯(豪雪地帯対策特別措置法に基づく)に指定されています。豊かな自然から、農作物ではスイカやらっきょう、二十世紀梨などが作られていることが有名で、海産物は松葉ガニが名産です。日本国内で人口が一番少ない県としても知名度があり、それは、全国企業の参入が他県よりも遅いことや、少ない理由としてもあげられています。鳥取砂丘をはじめ、浦富海岸や岩井温泉やはわい温泉といった複数の温泉地、大山、東郷湖など、景勝地が豊富にある中国地方の県です。

北からの寒気により冬は雪が多く積もるため、山間地に暮らす人々は冬の食材調達が困難だった鳥取県。「するめの糀漬け」は、秋に旬を迎えるするめいかを、収穫された旬の美味しさを保ったまま長期間食するため、また、食材が入手しにくくなる冬の備蓄食として誕生しました。生イカではなく、海風で干し乾燥させることで臭みも減り、適度な塩気を含んで味に深みを持たせたするめいかを使うのが特徴。そのするめいかを刻んで糀に漬け、熟成させると味が染み込んで柔らかくなり、風味・旨味が豊かになります。味噌・醤油同様に家庭で手づくりされていたため、「おふくろの味」として、各家庭の味で糀漬けがつくられてきました。野菜の塩漬けと一緒に漬けこむのが一般的で、使われる野菜はさまざま。現在では、技術によって更に長期保存が可能となったため、鳥取県の名産品となりました。

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