何気なくやっている普段のメイク。キレイに仕上げているつもりでも、それが老け見えの原因になっているかも・・・。
プロのテクニックをマスターしてマイナス年齢メイクに仕上げましょう。
Hair & Make up p.bird代表
川村 和枝 さん
ヘアメイクアップアーティストとして、広告・スチール・TVコマーシャル・雑誌・ファッションショー・舞台などの幅広い分野で活躍。多くの俳優・モデルのヘアメイクに携わってきた。現在は広島と東京を拠点に活動を行う。メイク講習や講演、ブライダル、成人式などの経験も豊富。
アイブロウ
眉毛は、起点が目頭と小鼻を縦の直線に結んだ位置、終点が目尻と小鼻を斜めの直線に結んだ位置になるように描きます。
起点から3分の2辺りに眉山をつくるとキリッと引き締まった印象に。
アイシャドウ
色は明るめのブラウンで、艶のあるタイプを選びましょう。
ベースに艶のあるベージュを入れると、まぶたのくすみをカバーできます。肌との境目は指やチップでぼかします。目頭から目尻に向かって濃くなるように濃淡を入れるとバランスが◯。
アイライン
やりすぎてもダメ、逆にアイラインを引かないのもダメなのが大人メイク。年齢を重ねるとまつ毛がやせてきてしまうため、目のフレームラインが弱く印象が薄まってしまいます。
ペンシルタイプを使い、まつ毛の合間を埋め込むように描くと、引き締まって見えます。
チーク
肌に自然な赤みの血色感が加わると、明るく健康的なイメージを演出できます。
ですが、大人がチークを頬骨の一番高いところに入れてしまうと不自然な印象に。
肌に馴染む色選びと、入れる位置に注意して、自然な血色感を目指しましょう。
リップ
大人の唇は、やせる・しぼむ・くすむ・色が薄くなる・艶がなくなる、など悩みがいっぱい。
特に下唇はやせて色が白くなっていくので、リップを塗る前にリップラインを補正し、ベースを整えておくことが重要です。その後グロスやナチュラルトリートメント入りのリップなどを塗り、艶のある唇に仕上げましょう。