新時代の真・美容 YES or NO

コロナと共に生きていくのが当たり前になった今、
ワクチン接種の開始により少しずつ以前の生活に
戻りつつある一方で、まだまだマスク生活は続きそうですね。
生活様式の大きな変化にあわせて、
今までは当たり前!だと思っていた美容法が違う!
なんてこともあります。
新しいことを始めるのにぴったりな春こそ、
時代に合わせた真の美容をスタートさせませんか?

今年は、マスクの影響で常に肌は「摩擦」を受けている状態。肌の角層がダメージを受け、乾燥やシワ、たるみの原因にもつながっています。さらに、気温が高くなってくることで起こるマスクのトラブルと言えば、雑菌の繁殖。湿度に加え、メイクに混ざった皮脂などで雑菌の繁殖は加速します。毎日マスクは交換し、常に清潔な状態を保ちましょう!

「春はなんだか肌が不調…メイクがうまくのらない…」
なんて事、ありませんか?春は季節性敏感肌になる方が多い時期でもあります。例えば、肌に花粉がつくことで起こる花粉皮膚炎は、冬の乾燥でバリア機能が弱った肌内部に、花粉が忍び込むことで発症します。肌は本来、バリア機能を持っており多少の異物なら弾き返すことができます。ところが肌内部の水分量が減ると、肌の細胞もしぼんでいわゆる「地割れ」が発生。細胞の隅々に隙間が出来てそこから異物が侵入するのです。その結果、肌がアレルギー反応を起こし、かゆみ、赤味、湿疹などが現れます。

人体にとって、紫外線は細胞にダメージを及ぼす危険なもの。目から入ると角膜が紫外線を察知し、脳に伝達。すると、細胞を守るために脳から「メラニンを作れ!」という指令が出るので、日焼けしてしまうのです。UVカット機能のあるサングラスをしましょう!

そもそも皮膚とは、汗や皮脂、垢などを分泌する排泄器官です。もしもメイク汚れが角層に残ったとしても、肌の代謝とともにはがれ落ちていきます。毛穴の中に入った下地やファンデーションも、汗や皮脂と一緒に押し出されます。それでも、年齢を重ねるごとに目元や口元がくすんでくる実感がある方もいるかもしれません。その一因は、メイクを落とす時の摩擦。完璧に落とそうとしてゴシゴシすることで目元や口元の薄い皮膚に摩擦の負荷がかかり、茶色っぽくくすんでしまうのです。

スキンケアが「効かなくなる」ということはありません。新しい化粧品を使った時、肌がふっくらと潤ったりして、高揚感を覚えることがあると思います。しかし、使っているうちに効果がわからなくなる…その理由は、肌の調子が良くなったから。効かなくなったのではなく、肌の足りない要素が日々補われているからこそ、安定して大きな変化がなくなったのです。それが最も良い事ではあるので、そのサインに気づけるといいですね!

何も使わなくても肌がキレイなのは20代前半まで…。肌断食で「肌を甘やかさずに肌そのものの機能を向上させる」という美容法もありますが、「肌が甘やかされる」という考え方は皮膚科学にはありません。洗顔した後に何も付けないと肌が乾燥してバリア機能が低下し、トラブルのもとです。基本の保湿ケアは朝晩のマストです。

自然なものは人にやさしいイメージがありますが、肌にとってはそうではありません。実は、自然のままの成分は様々なアレルギー成分を微量に含んでいる状態なので、人によっては刺激となり肌トラブルにもつながります。自然なものは変質しやすいケースも。もちろん肌に合えばパワフルな植物の力を堪能できますが、肌が敏感な方は科学の力で安定化された化粧品がおススメです。
自然の成分から抽出したものを、高い技術で安定化させた高機能化粧品も沢山あります。

ズバリ、ライン使いしないのは“もったいない”です。
化粧品を作る時には、解決したい肌悩みに対してどんな効果を出すか、という事を考えて化粧水も美容液もクリームも、作られています。そのうえで、それぞれの製品が相乗効果を出すように、共通の成分が入っていたり、相性の確認をしているのです。分かりやすく例えるなら…それはオーケストラ!です。それぞれの役割を持って、1つの素晴らしい演奏をする…そんなイメージです!

肌がくすむ原因は、乾燥、角質、メラニン、血行不良、のいずれかが多いです。シワやシミは比較的原因がシンプルではっきりしていますが、肌がくすむ原因は様々。ひとつひとつを解決していくしか道はありません。

何も付けていない箇所に比べれば、マスクをしている箇所は多少は紫外線をカットできます。だからと言って、UVケアをしないのは危険です!紫外線はマスク生地を透過して肌に影響を与えることが研究で分かっています。マスクをするとしても、しっかり日焼け止めケアはしましょう。さらに、マスクによる摩擦で顔の日焼け止めは取れやすい状態になっています。マスクが擦れる箇所は、日焼け止めを重点的に塗るようにしましょう!

「化粧水は質より量、とにかく沢山付けるべきだ」
という噂もありました。実際には過剰に付けても一定量以上は肌に浸透していきません。それよりも大切なのは、均一に肌全体にうるおいを行き渡らせること。化粧水の1番の役割は、お肌のキメを整えて次のアイテムの浸透を高めること。肌全体にうるおいを与えてキメを整えることで美容液の浸透にも違いが出ます!さらに、化粧水の成分だって大切。なるべく肌に浸透してうるおいを保ってあげられるような化粧水を選びましょう!

問題は、自分の肌の油分の量です。十分に皮脂分泌があるのに、油分をたっぷり塗ってしまうとニキビなどの肌トラブルの原因にも。ただ、40代以上の多くの日本人女性はもともと肌が薄く乾燥肌傾向です。さらに、最近ではマスクや紫外線増加の影響で肌のバリア機能が低下しているので、念入りに保湿ケアをしても良さそうですね!「保湿しすぎて肌がなまける…」という心配はありませんのでご安心を。自分の肌に合っているか分からない場合は、新しいスキンケアを1ヶ月は試して肌の変化を見てみましょう。

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