どんどん寒くなり、体も冷えるこの季節。
あったか〜いものが恋しくなりますよね!
今回は体を温めてくれる意外な食材、
「発酵食品」と「根菜」のホットな関係教えちゃいます。
外側からだけでなく、体の内側からもケアして
冷え知らずな身体、作りましょう!
目次
① 体を温める「発酵食品」
発酵食品に含まれている「酵素」はタンパク質の1種。
酵素が多く含まれている発酵食品を食べると
私たちの体内で活発に代謝が行われます。
そしてこの代謝が起きることによって体温が上がります。
発酵食品を食べることはつまり・・・
代謝を促す⇒体を温めることになるのです!
②「根菜」に隠された秘密
根菜類には、ミネラルとビタミンEに秘密があります。
タンパク質は筋肉を作り、結果として体を温める作用があります。
ビタミンEにも同様に体を温める作用がありますが
合わせて血行の促進と体のホルモンの働きを上手く調節する
2つの効能を持っています。
このように、発酵食品に含まれる「酵素」や
根菜が持つ「ミネラル」「ビタミンE」には体を温めてくれる効果があるのです!
今回はこんな発酵食品や根菜を美味しく摂ることが出来ちゃう
体があったま~るレシピお伝えします!
根菜とモッツァレラのキムチ味噌リゾット
キムチ、チーズ2種、味噌を使って発酵食品をたっぷり摂りましょう。
味噌には老化防止、美肌効果も報告されています。
根菜をたくさん入れれば、ごはんの量は少なめでもボリューム満点で
食物繊維を補うこともできます。
材料を切って煮るだけのお手軽リゾットです!
LET’S TRY(材料/1人分)
雑穀ごはん・・・・・・・60g
モッツァレラチーズ・・・1/4個
合わせ味噌・・・・・・・大さじ1
ベーコン・・・・・・・・30g
人参・・・・・・・・・・30g
玉ねぎ・・・・・・・・・30g
ごぼう・・・・・・・・・30g
長芋・・・・・・・・・・30g
干し椎茸・・・・・・・・2個
粉チーズ・・・・・・・・小さじ2
コンソメ顆粒・・・・・・小さじ1
キムチ・・・・・・・・・20g
コショウ・・・・・・・・適量
HOW TO MAKE(作り方)
1 干し椎茸は350㏄のお水で戻す
Point 1
干し椎茸を戻す時間のないときはボールに干し椎茸と水を入れ
レンジで数分加熱すると早く戻ります。
2 椎茸が柔らかくなったら水気を軽く絞って取り出しておく
戻し汁は取っておく。
3 戻した椎茸は石突きをとって角切りにする。
4 ベーコン、人参、玉ねぎ、長芋をそれぞれ角切りにし
ごぼうは薄切りにする。
Point 2
ごぼうは最後に切り、すぐに調理すればあく抜きをする必要はありません。
5 お鍋に椎茸の戻し汁300㏄、3と4の具材を全て入れ火にかけ
野菜が柔らかくなるまで煮る。
6 野菜が煮えたら炊いた雑穀ごはん、粉チーズ
コンソメ顆粒を入れて軽く煮る。
7 合わせ味噌を溶かし入れて火を止める。
Point 3
味噌を溶かし入れたらすぐに火を止めて煮立たせないようにしましょう。
8 器に盛り付け、スライスしたモッツァレラチーズとキムチをのせ
お好みでコショウをかける。
Point 4
リゾットが熱々の状態でチーズをのせれば
溶けたチーズのとろり感が味わえます。
みなさんも、発酵食品に含まれる「酵素」と
根菜類が持つ「ミネラル」「ビタミンE」を美味しく摂って
冷え知らずな体を作りましょう!
テレビや雑誌で大人気!柴田清実先生のご紹介!
料理・お菓子研究家 柴田清実
2001年よりフランスやイタリアに渡り、料理・菓子の技術を取得。
帰国後は、著名な料理家のアシスタントを経て独立後、キッチンスタジオを主宰。
現在はVERYやOggiをはじめとした雑誌やテレビでの料理番組監修、
有名企業やアメリカでのメニュー開発にも携わっている。