たんぱく質活用術

山本 瑞恵 先生

管理栄養士・糖尿病療養指導士・スポーツフードアドバイザー。整形・形成・血管外科と糖尿病内科など足病医のスペシャリストが集まる「足と糖尿病の専門病院 下北沢病院」に勤務。管理栄養士として日々、患者さんの栄養指導・食事評価・食事介助などを行う。雑誌・ウェブサイトでの記事監修・執筆実績あり。

たんぱく質のキホン

人間の体を形づくる極めて重要な栄養素

肉・魚・牛乳・乳製品・大豆などに多く含まれるたんぱく質。英語名はProtein(プロテイン)で、ギリシア語のProteios (プロテイオス)が語源となっています。

意味は「第一のもの」「一番」。その名の通り、人の体を構成する上で絶対になくてはならない、とても重要な栄養素です。

美容と健康のためには不可欠−あらゆる組織と関わるたんぱく質

たんぱく質の役割を知れば知るほど、不足するなんてありえないということが分かってくるかも!?

足りていますか?大事なたんぱく質

筋肉をつくることで知られるたんぱく質。他にも血液・皮膚・髪・臓器・ホルモン・免疫抗体など、体のあらゆる部分の原料となります。人体を構成する物質の約60%は水分ですが、それを除くと約半分がたんぱく質

そんな人体に不可欠の栄養素でありながら、近年様々な調査により現代日本人の多くが「たんぱく質不足」の状態にあることが分かっています。過度なダイエットによる食事制限や、主食中心の糖質に偏った食生活をしている人は要注意。きちんと摂取できているか、今一度見直してみましょう。

たんぱく質を効率よく摂るために意識しておきたい5つのコト

ここからはたんぱく質の特性を活かした、効果的な摂取のポイントをお伝えします。ぜひ役立ててください!

管理栄養士さんに聞いてみた大人女子のプロテイン活用法

美しい体づくりに欠かせないたんぱく質。市販のプロテイン飲料等を活用することで、さらに効率よく摂取が可能。

不足しがちなたんぱく質−上手に補って美ボディに

プロテインというと日本では、たんぱく質を粉状にしたサプリメントの意味でよく使われます。近年は筋トレをする男性だけでなく、ボディメイクや美肌効果の観点からプロテインを利用する女性が増えています。

プロテイン摂取の利点は様々ですが、中でも大きいのは、プロテイン摂取により筋肉量が増えると、基礎代謝量がアップすること。適度な運動と組み合わせ、年齢と共に減る基礎代謝量を高めれば、ダイエットの結果につながりやすくなります。また肌・髪・爪などを若々しく保つ意味でもプロテインは有効です。

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