VIO・頭・おっぱい!最新3つのデリケートゾーン美活

女性のデリケートゾーンは〝膣まわり〟だけではない!

デリケートゾーンと聞くと、膣まわりを想像される方が多いのではないでしょうか?実は、女性特有のさまざまな不調を左右する女性ホルモンは、「膣まわり」だけでなく「VIOゾーン(恥骨まわり、会陰まわり、肛門から仙骨まで)」「頭ゾーン」「おっぱいゾーン」の3ヶ所にも強く影響します。そのため、女性のデリケートゾーンはこの3ヶ所といえるのです。「VIO」「頭」「おっぱい」を等しくケアすると、女性ホルモンを最適に整えられ、さまざまな不調を撃退できます!


エイジングデザイナー

神藤多喜子 先生

マンモセラピー協会
代表理事
北九州市立八幡病院産婦人科小児科病棟婦長、出張開業後、ウェルネスライフ研究所を開設。助産師としての経験と伝統医学アーユルヴェーダの基礎理論を融合させた独自の指導法を研究。おっぱい健康法、排毒料理、美腹ブレス等のエクササイズやケア法等を広めている。

著書:デリケートゾーン
ケアの教科書
(主婦の友社)

良い事ザックザク!3つのデリケートゾーンケアの産物とは?

自分のカラダを知る

あなたは「ナニ不足ちゃん?」多くチェックがついた箇所から優先的に実施していきましょう!

毎日の習慣にする

VIOゾーンケア 不足ちゃんタイプ

そけい部マッサージでVIOゾーンの血流改善!

服の上から、まずは脚の付け根部分をさすり流します。方向は脚の付け根から会陰に向かってです。さらに、会陰全体を肛門方向に向かってさすり流します。いずれも30秒程度行いましょう。冷えが強い人も汗ばむくらい温かくなりますよ。

おりものでカラダのサインを知る

子宮や膣の状態が整っていると、おりものは排卵期以外はそれほど出ないのが普通です。排卵期以外でおりものを感じた場合は、何かカラダのサインだと気づいてあげましょう。

さらに、閉経後は排卵がなくなるのでおりものはほぼ出ません。女性ホルモン量が減ることで乾燥も進み、膣の中はいっそう乾燥していきます。そうすることで起こるのが感染症などのリスク。年齢を重ねた女性ほど、血流を良くして清潔にし、保湿を忘れないようにしましょう。

正しく排尿、正しく清潔

多くの人が間違っている排尿後の拭き方。正しくは、「拭く」ではなく「押し当てて吸い取る」です。膣まわりの皮膚はとても薄くデリケート。拭き取ると摩擦で黒ずむだけではなく感染症のリスクを高めます。トイレットペーパーを押し当てて優しく拭きましょう。また、膣まわりのトラブルの多くが正しい洗浄ができていないことによって起こります。膣粘膜には自浄作用があるため中まで洗うのは避け、外側のヒダになっている箇所などは広げて優しく洗うようにしましょう。大変デリケートな箇所なので、専用のソープを使うことをおススメします。

おっぱいゾーンケア不足ちゃんタイプ

おっぱいはずし

おっぱいが冷えている・硬い人の多くはおっぱいの脇の下部分が大胸筋に張り付いて循環が悪くなっています。この張り付きをはずして斜め上方向に揺らすことで、おっぱいがあるべき位置に戻り、自由に動きやすくなります。

おっぱい揺らし

現代人のおっぱいの周辺は下着に締め付けられ、老廃物が溜まりやすく、冷えやすい部分です。そこで、老廃物を排出するマッサージを行ってあげましょう。おっぱい腔内の血液やリンパの流れを良くして、温かいふわふわおっぱいにします。

頭ゾーンケア不足ちゃんタイプ

耳のマッサージ

硬くなった耳をほぐすと頭や顔まわりの血流が良くなり、全身の代謝が上がります。特に顔の緊張が緩むので脳内がリラックスし、ホルモンバランスが整いやすくなります。

最後に…

心もカラダも幸せな状態の女性が増えてほしいなと思っています。それには女性ホルモンが減って、守りが少なくなった分だけ、ケアすることで自分を守るという意識を持つことが必要だと思います。特に40、50、60代の人達はデリケートゾーンのケアをするのが当たり前になる世の中になってほしいですね。自分のカラダを良く知って、自分を好きになって、自己肯定感をしっかりと持って、幸せな一生をコーディネートできる女性が増えることを願っています。

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