人生100年時代を皆様がより命を輝かせて生きるためのお手伝いをしたいと考えています。
失敗することが嫌だ。
完璧じゃないとダメ。
そう思っている方は多いのではないでしょうか?私の周りにも多くいます。
私自身も経験があります。
頭ではわかっているのです。「完璧な人なんていない。だって人間だから」
でも、怖いのです。
その原因がどうしてかわかりませんでした。
その原因がわかったのは、ある経営者の心の葛藤を紐解いていったときです。
その方は、うまくやっていない自分はダメだ。
と強く思い込み、うまくいかなかったことに対して強い不安を覚えていたのです。
なぜその不安が起きてくるかというと、
うまくいかなれなければ認められない、人との縁がきれてしまう。仕事をしてもらえない。
そのように思い込んでいたために、うまくいかない出来事があると口には出しませんが不安でしかたなかったそうです。
でも、よーく考えてみてみたら、うまくいかないから人との縁がきれてしまうなんてことはありません。仕事をしてもらえないことはありません。
失敗したから認められないなんてことはありません。
家族でもそうです。子どものテストが0点だからといって、縁を切ろうと思うことはありません。
繰り返しになりますが、家族ではなくても、私の周りの大好きな人達をみても、誰一人として完璧な人はいません。
うまくいかないこともいっぱいあります。欠点もあります。
未熟なところもあるから、その人といると安心します。
といっても、うまくいかなれなければ信頼を失う。という不安も湧き出てきます。私はメンターからこのように教えられました。
「うまくいかないから信頼を失うのではない。信頼を失うのは、うまくいかなかったことよりも、その行為の結果に対してどういうあり方をしたか」
これを教えてもらってとっても気が楽になったことを思い出します。
うまくいかなかったことを他の人やまわりのせいにしたのか?それとも、この経験を活かしてさらにより良く自らが変えようとしているのか?
そういった「あり方」で人は信頼性を判断していると思います。うまくいなかったことを、信頼を高めることにつなげている方もいます。
このように、うまくいかなかった体験を自分のギフトに変えていこうとしている人は、周りを勇気づけたり影響を与えてくれますね。