痛い。なんて失礼な人。

人生100年時代を皆様がより命を輝かせて生きるためのお手伝いをしたいと考えています。

私は、自分の内側をみることを習慣にしています。例えば、足を踏まれて、謝られなかった場合、普通は「なんて失礼な人だ!」と怒りが湧き上がってきます。

「怒って当然でしょ!相手が悪いんだから」これが普通だと思います。ほとんどの方はこのパターンです。私もずーっとこのパターンを繰り返してきました。

が、自分の内側をみることを学び、習慣づけてきたことでこのパターンを変えて心がどんどん軽くなっていくことがわかりました。

今日はそれをシェアします。

足を踏まれたことに対して、相手に怒りぶつけるのではなく、足を踏まれた出来事を丁寧にみるようにするのです。

足を踏まれることでどんな感情があるか?怒りの内側にどんな感情があるのか?

すると怒りの本当の正体は何かがわかったのです。

それは「大切にされないことの悲しさ」でした。

この感情が癒やされないと、常に違う出来事で、同じような感情は繰り返し起こされます。例えば、会社で自分ばかり仕事を押し付けられていると感じたときにイライラしたり、家庭で話を聞かれなかったときに怒りが湧いてきたりと、出来事は変わりますが、反応している根っこは同じだったりします。反応しているのは「自分の感情

なのです。このことがわかっていないと、常に出来事に対する反応は相手が悪い、場合によっては私は被害者だとなってしまいます。

先日も家で妻にムカッとした出来事がありました。「そこのダンボール捨てていて」と言われただけです。これだけ聞くと「わかったよー」と終わればいいのですが、ものすごく怒りが湧き出て、ブツブツ心の中で文句を言っていました。

このムカッとしたことを丁寧にみていったら、私は母から色々なことを諦めさせられてきたという被害者意識が強くあることがわかったのです。読んでいる方はなぜそこにつながるのかわからないかもしれませんが、このように過去の出来事での感情が結びついていたりしています。(今回はそのプロセスは省きます。)

そのとき、諦めさせられたわけではなく、本当は自分が諦めたんだということもわかりました。

このように私は常に自分の不快な感情を相手を責めることではなく、丁寧に扱い、自分の心と向き合うようにしています。といっても完璧にできているわけではなく、時には人を責めたり、自分は被害者だと思うこともあります。ですが、そのときは心を取り戻して、相手から感情がどう揺さぶられたかをみるようにすると、そこの大きなギフトがあり、それを癒やすと前進していけます。

感情リストをアップしますのでぜひ活用してください。これをみて、自分に問いかけてみてください。

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