妄想している自分

人生100年時代を皆様がより命を輝かせて生きるためのお手伝いをしたいと考えています。

生きていると、切なさやつらないことや悲しいことなど色々な感情を体験します。

私も色々な体験をします。

その感情とどう向き合っていくか?

こういった感情は自分の進化のための学びだと思っています。

その感情に巻き込まれている真っ只中にいる時は、学びなんていってられないこともあります。ですが、後から振り返ってみると、あの体験があったからこそ今があると思えることも多くあります。

その感情とどう向き合い、少しでも心が軽くなる秘訣の一つを今回伝えていきます。

その秘訣の一つ。

「自分が思考に気づき、そこから離れること」

つまり、

「執着している自分に気づくこと」です。

こんな経験ありませんか?

「私が挨拶をしたのに、あの人に無視をされた」これは本当でしょうか?

私は状況をみていません。でも、これが本当かどうかはわかります。

本当のことは、挨拶をAさんにした。Aさんは挨拶をしなかった。もっというと心の中で挨拶はしていた可能性もあるかもしれませんので、「声が聞こえなかった」これが事実です。

では、ここでどうして無視をしたと思い込んだのでしょうか?

無視をしたというのは、本当にそうかもしれませんし、そうではないのかもしれません。

ただ、聞こえていなかっただけなのかもしれませんし、他のことに気をとられていただけかもしれません。

どこまでいってもわからないのです。

にも関わらず、この出来事を無視されたと思い込んだのは誰でしょうか?

「私」です。

思い込みを作ったのは、Aさんではなく、私自身なのです。

これが分かれば、あとは簡単です。思い込みや執着に気づき、握りしめていないで手放すだけです。

その時の自分に問いを出してみてください。

「この出来事は事実なのか?」

私もたくさん思い込みがあります。そして、執着もたくさんあります。こうじゃないといけない、ああじゃないといやだ。

色々な記憶の中から過去の体験に照らし合わせ、こうに違いないと思い込んでしまうことはよくあります。

思い込むことはなくならないかもしれません。ですが、思い込んでいることに気づくことは自分でもできます。これは思い込みなのか?事実なのか?

事実でなければ、エネルギーを浪費しないようにしましょう。

こういう思い込みから来る負のエネルギーは、自分のエネルギーを大きく奪っていきます。

私自身、母が亡くなった時、色々な後悔など妄想が止まりませんでした。その時、妄想することってすごくエネルギーを使うことだとその時体験したのでよくわかります。

だから、常にエネルギーを高い状態を作るためには、今この瞬間、妄想ではなく、この瞬間に起きていることに気づくことです。

例えば、この記事を書いている時も、私が集中するのは、記事を書くことだけです。パソコンのキーボードの感触そのものです。

その時に、「読んだ方に喜ばれなかったら嫌だな」「面白くないと言われたらショックだな」とかと考えていることは、単なる妄想です。起きてもいない未来のことを心配していて、妄想しているだけなのです。妄想だけなら良いのですが、この妄想をしていて不安のエネルギーで書いている時は楽しくもありません。結果、楽しくないことをやっていることは読んだ方にもそれは伝わって、結果、「面白くなかった」と言われるのです。

まさに、思考は現実化してしまうのです。 そんなつもりではなかったことも、叶ってしまうのです。怖いです。
今この瞬間に生きること1日少しでも持てるだけでも景色が違ってみれると信じています。

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