「自分の意見、考えは正しい」を捨ててみる

よく自分の意見、考えが正しい。相手が間違っているという会話があります。
この自分の正しさを貫いても、相手があることなので、望む結果にならないことも多いですね。
もし、自分の意見を押し通せたとしても、後から、反撃にあうなんてこともあります。
私もそんな経験をたくさんしてきました。
そんな時は、この言葉を思い出してください。

「ひょっとすると自分はストコーマになっていることがないだろうか?」

ストコーマとは何か?
「心の盲点」です。
今この場で体感するためにやってみてほしいです。

そのまま、目をつぶってください。目をつぶったままで周りに赤いものがいくつあったか思い出して数を数えてください。
そして、目を開けて、周りを見渡して、赤いものがいくつあったか数えてみてください。

目をつぶって思い出した時と、今と全く違うことに気づきませんか?

そして、もう一つ質問です。

青いものはいくつありましたか?

目をつぶって赤いものを思い出そうとしても、周りに赤いものがあったことを思い出せません。
そして、目を開けて赤のものを見ようとした時、赤いものがバンバン見えてきています。ですが、青いものは全く目に入っていません。
これがストコーマの原理です。

赤色も青色も重要度が低いときは、全く目に入ってきません。ですが、赤色を探すという重要度が変わった時、見えるものが変わってきます。
マインドのカラクリの一つです。
自分の正しい意見もそうです。それが正しいと思えば思うほど、ストコーマを生み出し、他の可能性を排除してしまいます。

まず、大切なのは

「世の中に絶対なものはない」

そして、

「ストコーマになっているものがあるのではないか?」

と問いを持つだけでも、”自分の意見が絶対だ。私が正しい”ということから自然に解放されます。
すると、相手の視点でも物事をみることができるようになり、自分の意見、対相手の意見という図式から解放され、お互いの大切にしているものを考慮に入れた、第3の案がみえてきます。
すると、人間関係ももっと軽やかに、もっと豊かになっていくことと思われますので、ぜひ意見、考えに縛られない軽やかな平和な心作りをやってみてください。

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