「ある」と「ない」二文字の違い

今、自分の好きなところ、いいところを10個あげてくださいと言われたら何個でてくるでしょうか?
できれば、今これを読むのをやめて一度何か紙に書くといいでしょう。
 
私は、この質問を知った時は、正直「10個か、そんなにあるかなー」と思いました。
実際に、書いたのは9個でした。ところが、その後、30個出してくださいと言われました。10個も出てないのに、不覚にも30個なんて「ない」と思ってしまいました。
しかし、今はどんどんあるものが見えてきて112個あります。まだまだ見えてくるものはあるので、追加しています。

今回お伝えしたい人間のマインドの仕組みで大切なことは

「人はみたいものをみる」

ということです。

「ない」と思うと「ない」ことを一生懸命探そうとします。
この例で言えば、いいところなんて、ない、ない、ないって感じです。

逆に、あることにも意識を向けることもできます。
私の例で言えば、人はみたいものを「ない」から「ある」に変えただけでどんどんと私の好きなところ、いいところが見えてきました。
社員さんにも同じことをやっても多くの方は最初は10個以下です。
ところが、あるものに意識を向け始めると数がどんどん増えていきます。

皆さんにもたくさんいいところがあるのです。自分のいいところは他人の評価ではなく、自分の評価でいいのです。人から優しくないと言われても、ちゃんと自分で評価してあげればいいのです。

最後に、人は見つけようと思った時、すぐに認識できないと「ない」と思ってしまいます。
ところが、私はこのように思っています。

「今はみえていないだけで、必ずみえてくる」

最初みえていなかったいいところが、後からどんどんみえてきました。

他人との関係も同じです。悪いところをみようとすればたくさんみつかってきます。するといいところは隠れてしまい、極悪人みたいに思ってしまうことがあります。

ところがそれは、いいところが隠れてしまっただけで、いいところをみようと思えば、今はみえていないだけでいくらでもみえてきます。
人間関係のみならず、

「もう歳だから夢がない」

と思っているとみたいものは「ない」ことですので、ないものがみえてきます。
いくつになっても新たな夢をもち、増やし続けることができるし、その世界はあると思っていると無限に「ある」ことがみえてきます。
人間の素晴らしさですね。
私も「まだまだ」です。

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