このコラムでもゴールの大切さには何度も触れていますが、私にもたくさんのゴールがあります。そのゴールも一定ではなく、増えたり、減ったり変化があります。
ゴールはたくさんあればあるほどいいです。
そして、仕事や健康(精神、肉体)、美容、趣味、家族、お金、生涯学習、社会貢献、地域貢献などの分野にバランスよくあることが大切です。
仕事だけ、健康だけ、美容だけ、家族だけなどに偏らないように複数のゴールを設定していきます。
「山口さんいつも元気ですね〜」と言われます。
その秘訣は、たくさんのゴールがあるからです。
ゴールがあるからこそ、大きなエネルギーが生まれます。
しかも、普通に生きていたら達成できそうにないゴールがです。これが重要です。
現状とゴールのギャップがエネルギーを生み出します。
先日、新しく作ったゴールを1つ加えました。
「老後という概念がない社会を創る」
です。
何年後かわかりませんが、未来の人からすると「昔、老後ってものがあったらしいよ」と話になるような、年齢に関係なく、いくつになってもゴールを持って生きている人があふれている世界をイメージしています。
老人という枠組みの中に、シルバー割引があります。これも変えたいです。
もし割引するのであれば、60歳以上は割引と書けばいいと思います。
余談ですが、スキー場には50歳からシルバー割というのを設定している会社があります(笑)
なぜこの話をしているかというと、老後という言葉に何をイメージするでしょうか?
ものすごいエネルギーを感じる方はそれほど多くいないのではないでしょうか?
20歳、30歳、60歳、70歳。何が違うのでしょうか? そもそも年齢とは何でしょうか?
例え、20歳でもゴールもなく、過去に生きているのであれば、それはエネルギーの高い生き方とはなりません。
逆に、70歳でも過去に生きるのではなく、未来の夢やゴールに向かって生きているのであれば、とてもエネルギーの高い時間を日々過ごしているのでしょう。そんな人が一人でもこの社会に増えていくことが社会をよりよくするように私は思いますし、いくつになっても今が最高と言える生き方を応援していきたいと思います。
老後という概念がない世界で働くことを考えてみましょう。一生今までのように働きましょうと言ってるのではありません。
そもそも働くことの定義は何でしょうか?
生活のためでしょうか? 1日8時間働いて、週2日休むことが働くということではありません。
働くとは、
「社会に機能を提供すること」
です。
時間に拘束されず、1日1時間でも、1ヶ月3日働くでもいいのです。
その他の時間は色々な分野のゴールを楽しむと豊かな時間の使い方になると思います。
私自身は、生涯働き続けることがゴールの1つです。老後をどうしようとか考えたことは一度もありません。
心から望むゴールをやりたいだけやって生きる人生を生きていくつもりです。
今日お伝えしたことも今後お伝えする話も、これが正しいということは一切思っていません。(正しさからの解放もゴールの1つです。)
色々な考えがあっていいと思います。私は、考えるきっかけを作り、人間の無限の可能性を拡げ続けていくことに貢献したいという強い思いがあって、このコラムを書いています。