MIRAI発酵COOKING vol.22

しっとり “発酵鶏” – ヨーグルトと麦味噌のタルタルソース和え

発酵料理は難しい、そんなふうに思っていませんか?今回は、本格的な発酵料理でありながら、なんと火を使わないで食べられる肉料理をご紹介します。その名も「発酵鶏」。麹の力で発酵させた鶏むね肉は、しっとり、ジューシー。この美味しさを活かすには、あえて火を使わずに余熱で調理するのが向いているんです。
発酵鶏はそのまま食べても美味しいですが、端切などはキューブ状にカットして、和物やサラダの具材に使うのがオススメ。ポリ袋に残った肉汁は旨みの宝庫なので、スープの出汁として、ドレッシングの一部としてなど、残さず使えます。

“火を使わない”発酵鶏

材料(2人分)

1. 肉を楊枝などで何カ所か刺して調味液が入りやすいようにする。ポリ袋に肉と塩こうじを入れ、全体に行き渡るよう少し揉む。袋の口を縛らずにゆっくりと袋ごと水を張ったボウルに沈めて中の空気を抜く。この時袋の口をねじりながらなるべく先端に近いところを片結びする。冷蔵庫で6時間以上寝かせる。
※前夜または朝仕込んでおくと良い

2. ①を冷蔵庫から出し常温に戻す。(約30分)

3.蓋付きの鍋に1.5〜2Lの湯を沸かし、②を沈め入れたら蓋をする。(袋の先端は蓋の外に出るように)15〜20分程経ったら、やけどに気をつけながら袋を湯から引き上げ、常温に置いておく。

ヨーグルトと麦味噌のタルタルソース

サラダ仕立てにするなら苦味のあるお野菜や、パクチーなどのハーブ系と相性抜群!パプリカパウダーを仕上げに振ると、麦味噌とヨーグルトの個性がさらに引き立ちます!麦味噌自体にチーズのような芳香と味があるため、ヨーグルトと混ぜるだけでマヨネーズのような風味が出せて、ダイエット中の方にもオススメ◎

材料(1回分程度)

1.材料をすべて混ぜあわせる、以上!

ヨーグルトと味噌の対比は2:1と覚えておくと作りやすいです。但し、味噌によって塩分量が異なるため、上記の対比より味噌を多くしないようにしてください。それでも塩味が強いようでしたら、ハチミツを少しプラスするとバランスが良くなります。

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