会報誌「アイラブミー」の今年度発行は、今号で最後となります。
そこで、今回はこの1年に巻頭ページでお送りしてきたさまざまな特集から反響のあった内容をピックアップして、改めて美容情報をお送りいたします!
ぜひ、日々のケアの参考にしてくださいね。
この1年で反響のあった特集はこれ!
顔編
幹細胞とは?
幹細胞とは、「自己複製能」と「分化能」を持つ細胞です。「自己複製能」は、無制限に自身を増やすことのできる能力、「分化能」は身体のさまざまな部位に変身できる能力。本来、皮膚は「皮膚の細胞」、骨は「骨」など同じ組織にしかならないですが、「幹細胞」は別の細胞に変化することができます。その働きを生かしているのが、再生医療と呼ばれるもの。再生医療では、身体の傷ついた部分の修復や低下した機能を改善することを目指し、幹細胞を投与しています。
幹細胞は、特にダメージのない平常時は働くことはありません。身体に異常を感じた時に、それに伴う身体それぞれのパーツの代替を果たすような役割をします。つまり、ヒトの身体がピンチを感じる時に働くのが幹細胞です。こうして幹細胞は、身体の中でホメオスタシス(恒常性)を保つ役割を担おうとするのです。
肌の中で幹細胞はどうはたらく?
例えば、たるみやシワが出てきたと感知した時、幹細胞が「コラーゲンが欲しい」という指令を発して、成長因子を出すことでコラーゲンを作ろうとする線維芽細胞ができます。それを該当する場所へ分泌していくことで、自ら身体の中で対処しようとはたらいてくれるという仕組みです。
他の化粧品とのちがい
たとえば「シミには●●」「シワには■■」など、特化した悩みや目的のために抽出や濃縮する原料が用いられることが多いです。しかし、一つのアイテムでその時その状態で働きかたを変えてアプローチしてくれる、肌悩みの元となる「不足するもの」を保有するエキスがあったら良いですよね?それがヒト幹細胞培養液の働きです。つまり、成長因子の含まれたヒト幹細胞培養液が配合された化粧品は、その時々の各所のトラブルにアプローチしていきます。そのシステムが、何かに特化してアプローチするような他の化粧品との最大のちがいといえます。
未来にもあります!I’m PINCH Xの魅力に迫る
ヒト幹細胞培養液のチカラでもっと美肌に!
あらゆる肌悩みの全ての根源は「乾き」からと考え、深刻な肌の乾きにまつわる悩みにもっと応えたいという思いから、アイムピンチXは生まれました。アイムピンチXエッセンスで、肌の土台をさらに力強くし、本来持つイキイキした肌を実感してみませんか!
「もっと詳しく」は No.118 をチェック!
髪編
スカルプマッサージ
頭皮マッサージはシャンプー時やセラムをつけるときが効率的!
髪と頭皮のために日常生活で大切なこと
質の良い睡眠をとる
髪と頭皮に栄養を行き渡らせるためにも、睡眠が大切。髪の生成に欠かせない毛母細胞を活性させる働きをする成長ホルモンは睡眠時に分泌されるため、睡眠不足や質の悪い睡眠は髪の発育促進に悪影響です。また、起床後は必ず日光浴を。陽を浴びてから約15時間後にメラトニン(眠気を促すホルモン)が分泌されるので、夜の寝入りを良くするため朝しっかり日光を浴び、スッキリ目覚めることも重要です。
バランスのとれた食事
美しい髪には欠かせないたんぱく質(卵や大豆など)や、ミネラルを多く含む海藻などを摂取することが大切です。これらを手軽に摂るには、和食がおすすめ。また、女性ホルモンのバランスが崩れると髪や頭皮にダメージが出るため、葉酸や鉄分など女性に良いとされる栄養素のサプリを補助摂取するのも◎。まずはバランスのとれた食事を毎日摂りましょう。
寝る前には…頭皮までしっかり乾かす
就寝時は髪と頭皮を“しっかり”乾かしてから寝床へ入ることが大切。自然乾燥は髪の傷みを進行させる原因に。また髪が濡れたまま眠るのは、カビの発生と同じで、蒸れやすい状況を作ることで頭皮トラブルや薄毛・抜け毛の原因にもなるため、きちんと髪と頭皮をドライヤーで乾かしましょう。
「もっと詳しく」は、No.113 と No.119 をチェック!
体編
肌のバリア機能を正常にして潤いを保とう!
乾燥と密に関係するのが、肌を覆う表皮の一番外側にある角質層。角質層には「バリア機能」の役割があります。この機能が正常に働いていると、アレルゲンなどの侵入や外部刺激から肌を守ります。また、肌内部の水分を保ち蒸散を防ぎうるおいのある肌を保ちます。しかし、バリア機能が低下すると、水分は逃げてしまいます。そのため、肌を乾燥させないためには、肌の「バリア機能を守ること」が大切です。
足肌のための乾燥対策
膝、すね、足先…。かゆみや粉ふきといった乾燥は、足肌にも。空気の乾燥だけでなく、生活スタイルの中に足肌の乾燥を進行させてしまう原因が。気をつける点を知り、対策を。
- ストッキングやタイツなどは、化学繊維衣料の着用を避ける
- 適切な靴を選ぶ
- 室内を加湿し、暖房器具の使用には気をつける
- 水分、ビタミン、ミネラルを摂る
- 保湿スキンケアを怠らない
- 正しい入浴
同じ「皮膚」でも違う!ボディケアとデリケートゾーンケアの違い
デリケートゾーンは膣に近く、粘膜と同等の性質がある皮膚。経皮吸収率が腕や足といった体の肌よりも高いため、洗浄力の高い製品は刺激が強く皮膚にダメージを与える可能性があるので、デリケートゾーン専用の製品を選ぶことをおすすめします。
ご存知でしたか?カラダの経皮吸収率
成分などが皮膚を通して体内に吸収されることを経皮吸収と言います。この経皮吸収率は部位によって異なり、皮膚が弱いとされる場所ほど吸収率が高まります。つまり、このパーセンテージが高い部位は良いもの悪いもの問わず、皮膚から体内に吸収してしまうのです。デリケートゾーン(外陰部)は、体の中でも経皮吸収率がかなり高い部位であり、その名の通り繊細に扱わなければならない場所なのです。
「yonii」で乾燥を防ぐ毎日の“ヨニケア”を
ムズムズ、気になるニオイ、吹き出物、経血やおりものによる気持ち悪さなど…様々なヨニ(デリケートゾーン)周りの不快感にアプローチ。トラブルの原因ともなる、「汚れやすく、乾きやすい」に、さっぱり落として、しっとり心地よい肌へ導きます。「肌に近い弱酸性」「汚れを隅々まで落とす微細泡」「うるおいを奪わず洗う保湿感」の3つのベストバランスが肌をいたわります。